事例 | 不倫がやめられない(33歳 女性 専業主婦)

私は33歳の専業主婦で、数年前から夫との夫婦生活がなくなり、その寂しさや孤独感から他の男性との不倫関係に走ってしまいました。最初は、「夫からレスられているのだから仕方がない」と自分に言い聞かせていましたが、そのうちに歯止めが効かなくなり、マッチングアプリに手を出し、何人もの男性と関係を持つようになってしまいました。

不倫を続けるうちに罪悪感が増していきましたが、それでも寂しさを埋めるためにやめることができませんでした。やがて、夫に不倫がバレてしまい、家族としての関係が崩壊するのではないかと恐れました。しかし、夫は私に対して怒りや失望の感情を持ちながらも、それでも一緒にいたいと言ってくれました。その深い愛情に触れ、このままではいけない、私自身が変わらなければならないと思うようになりました。そして、夫婦関係を修復するために、夫婦カウンセリングを受けることを決意しました。

カウンセリングの初日、カウンセラーは非常に親身になって私たちの話を聞いてくれました。私は夫に対する罪悪感や、自分自身の孤独感、そして不倫に走ってしまった経緯について率直に話しました。カウンセラーは私の話を否定せず、共感しながら丁寧に質問をしてくれました。その優しい態度に触れることで、次第に自分の気持ちをもっと話しても大丈夫だと思えるようになりました。

カウンセリングが進むにつれて、カウンセラーは私が抱えている問題の根本について一緒に考えてくれました。カウンセラーは、私が不倫に走った背景には、夫とのコミュニケーション不足や、自己肯定感の低さがあることを指摘しました。これまで私は、自分自身を大切にすることができず、他人の愛情に依存することで自分の価値を見出していたのです。しかし、カウンセラーは、自分自身をもっと大切にし、自己肯定感を高めることが重要だと教えてくれました。

具体的なアドバイスとして、カウンセラーは私に「自己肯定感を高めるための日記」を書くことを勧めました。毎日、自分の良いところや感謝できることを記録することで、少しずつ自分に自信を持つ習慣を身につけることができました。また、カウンセリングを通じて「夫とのコミュニケーションの改善方法」も学びました。夫との対話を増やし、お互いの気持ちを素直に話し合うことで、少しずつ夫婦関係を修復することができました。

カウンセリングを受ける中で、私は夫の深い愛情を再確認することができました。夫は私に対して失望や怒りを感じながらも、それでも私を支えたいという強い気持ちを持ってくれていました。その愛情に触れることで、私は自分自身の行動を反省し、夫と共に新しい関係を築くための努力をする決意を固めました。

また、カウンセラーの指導のもと、私たちは「感謝の気持ちを伝える」ことの大切さを学びました。これまで私は、夫に対して感謝の気持ちを素直に伝えることができていませんでしたが、カウンセリングを通じてその重要性に気付き、日常の中でお互いに感謝の言葉を伝えるようになりました。この小さな習慣が、夫婦関係をより良好に保つための大きな一歩となりました。

カウンセリングを受けることで、私は自分自身の感情や行動について深く理解することができました。そして、夫との関係を再構築するための具体的な方法を学び、実践することで、少しずつ夫婦関係が改善されていきました。夫の愛情に支えられながら、私は自己肯定感を高め、夫と共に新しい関係を築くための努力を続けています。

もし、同じように夫婦関係で悩んでいる方がいるならば、カウンセリングを受けることを強くお勧めします。プロの助けを借りることで、自分自身を理解し、問題に対処するための具体的な方法を見つけることができます。カウンセリングは、自分自身を癒し、夫婦関係を再構築するための大きな助けとなるでしょう。そして、カウンセラーの優しさとサポートが、あなたの人生に新たな光をもたらしてくれるはずです。

今では、カウンセリングを受ける前よりも自分自身を理解し、心の健康を大切にすることができるようになりました。夫との関係においても、カウンセリングで学んだ知識や方法を活用することで、ストレスを感じることが少なくなり、より良好な関係を築くことができるようになりました。また、夫に対しても少しずつ共感を持つことで、夫婦関係が改善され、より深い絆を感じることができました。

カウンセリングを通じて、私は自分の価値を再確認し、再び自信を持って夫との関係に取り組むことができるようになりました。もし、同じような悩みを抱えている方がいるならば、ぜひカウンセリングを受けてみてください。プロのサポートを受けることで、新しい視点や考え方を得ることができ、前向きな変化をもたらすことができるでしょう。カウンセリングは、あなたの人生をより豊かで充実したものにするための大きな一歩となるでしょう。