郡山で休職カウンセリングをしている、となりのカウンセリングの岩沢です。
「なんだか自分のことを言われている気がする」… 職場でそんなふうに感じるとき、
心はとても繊細で疲れている状態かもしれません。
もちろん、実際に何か言われているのでは…と思うこともあるでしょう。
でも、もしそのことで頭がいっぱいになり、不安や緊張が続いているとしたら、
一度立ち止まってみても良いかもしれません。
そんなときは、「今の気持ちは、事実なのか、それとも思い込みか?」と、そっと自分に問いかけてみてください。
そして、必要であれば”心の距離”をとることも大切です。
関係を減らす、
関わりを避ける、
あるいは休むなど…。
それらは立派な対処法です。
この不安な気持ちは、実は過去の経験からくることもあります。
学生時代にからかわれた記憶や、以前の職場での嫌な思い出が、
今の状況と重なって強い不安を生み出していることもあるのです。
そんなときこそ、「今の自分」と「過去の自分」を分けて考えてみることが大切です。
人の視線や声が気になるときは、まず「今、自分にとって一番大切なことは何だろう?」と考えてみてください。
仕事の成果を上げること、家族との時間を大切にすること、自分の体調を整えること…。
その優先順位に従って、エネルギーを使う場所を選んでみるのです。
人の声に耳を澄ますのではなく、「自分が今、本当はどんな言葉を聞きたいか?」に目を向けてみる。
自分の心の声に気づくことで、少しずつ安心を取り戻すことができるかもしれません。
また、信頼できる人に「最近、こんな風に感じることがあるんだけど…」と話してみることで、
客観的な視点をもらうことも大切です。
一人で抱え込んでいると、どんどん不安が大きくなってしまうことがありますからね。
無理に耐えようとしなくて大丈夫です。
自分を守るために、できることから始めていきましょう。