カサンドラ症候群から抜け出す方法

となりのカウンセリング石巻の佐々木です。

 

皆さんはカサンドラ症候群という言葉を聞いたことありますか?

 

カサンドラ症候群とは自閉症スペクトラム(ASD)やアスペルガー症候群などの家族、職場の上司、同僚、部下などとコミュニケーションがうまく取れないことで心身に不調が出ている状態の事を言います。

更に、確定的な病名は診断されていない、いわゆるグレーゾーンのパートナーなどに対してもカサンドラ症候群が発症する可能性があると言われています。

 

クライアントさんの中には自身がASDなどで悩んでいる方もいれば、カサンドラ症候群になり悩んでいる方もいらっしゃいます。

 

主な症状としては、「自己肯定感の低下」「抑うつ」「不眠」「不安障害」などになる他、精神疾患と診断されないがストレスがたまりすぎて、イライラして怒りやすくなったり、楽しいと思えることが減っていっていきます。

ですがカサンドラ症候群は正式な病名ではないのです。

そのため、この症状だから「カサンドラ症候群」という判断基準がなく、周囲の理解や公的な支援などの問題が多くあります。

 

カサンドラ症候群になってしまう人は「真面目な人」や「面倒見がいい人」が多いと言われています。

家族やパートナー、職場の上司・同僚・部下の人などに真正面から向き合おうと頑張り、それが上手くいかず、1人で悩みを抱えがちになってしまうからです。

 

対処法としては薬で対処する方法と認知行動療法などのカウンセリングが必要になってきます。

また、その人の特性と自分の特性、その人の行動や考え方、自分の行動や考え方を互いに理解しあうという事が重要にもなってきます。

カウンセリングでは性格診断などをし、自分を理解していく方法や発達障害の方との関わり方なども行っております。

そして最終的には薬に頼らずに、カサンドラ症候群から抜け出す方法を身に着けてもらいます。

 

他人を変えることよりもまずは自分を理解していき、そして相手の事を理解していくことが大事になってきます。

そうするとお互い相手を尊重できるようになっていきます。

となりのカウンセリング石巻ではカサンドラ症候群やASDやADHDでお悩みの方、生きづらさを感じている人など様々なお悩みに対してカウンセリングをしております。

おひとりで悩まず、まずは一度カウンセリングへご相談くださいね。

 

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