となりのカウンセリング石巻の佐々木です。
今回は「薬を飲まなくとも鬱を克服できるのか」をテーマにコラムを書いていきます。
鬱病を克服するためにカウンセリングへ相談に来られる方はたくさんいらっしゃいます。
そんな中多いのが「薬を使わないで鬱を治したい」「精神病薬を手放せるようになりたい」というご相談です。
「鬱病の治療」と聞くと、精神病薬を使用することをイメージする方も多いでしょう。
ですが、それだけではありません。薬以外にもカウンセリングで行う「心理療法」にも、鬱病を根本的に解決する効果が期待できます。
心理療法とは、相談に来られる方が、自身の「悩み」や「不安」を解決できるように、さまざまなアプローチを行う治療方法です。
鬱病に対し、カウンセリングでは「認知行動療法」をよく使用します。
認知行動療法によって、物事に対する考え方や捉え方、過去のトラウマやストレスへの向き合い方を学び、鬱病の原因となっている「不安」や「恐怖」を克服できるようになります。
ネガティブな思考からポジティブな思考に切り替えられるようになり、鬱病を根本的に解決する手助けとなり得るのです。
ただし、「精神病薬の使用が悪い」というわけでは決してありません。
鬱病を克服するために精神病薬を使用することは、心療内科や精神科では当たり前に行なわれる治療手段です。
服用すれば、一時的に体の中で「セロトニン」や「ノルアドレナリン」などの「精神を安定させるための成分」が増え、鬱症状が緩和されます。
ですが、精神病薬の効果は一時的であり、鬱病を根本的に治療できるものではありません。
症状の緩和を目的に薬へ依存してしまい、長期間手放せなくなってしまう方もいらっしゃいます。
最終的には、精神病薬から抜け出し、自分自身の力で鬱病から抜け出せるようになることが大切です。
心理療法を使用すれば、薬を飲まなくても鬱病を克服できる可能性があります。
精神病薬を飲みたくない方、薬を手放して鬱病を克服したい方は、心理療法へ取り組むことも検討してみてください。
となりのカウンセリングでは、認知行動療法をはじめとしたさまざまな心理療法を提供し、鬱病の克服をサポートいたします。
お一人で悩まず、ぜひ一度カウンセリングへご相談くださいね。
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