自己評価が低いと行動力も低下する

石巻市で心理カウンセリングをしております、となりのカウンセリング石巻の佐々木里栄です。

「どうせ自分には無理だ」「やっても失敗するに決まってる」
そうした思いがあると、一歩を踏み出すのに必要なエネルギーはどんどん失われていきます。

自己評価と行動力の関係

自己評価とは、文字通り❝自分に対する価値の判断❞です。
「自分にはできる」「自分には意味がある」と信じられているとき、人は自然と前向きな行動がとれます。
逆に、「自分はダメだ」と感じていると、行動を起こす前から気力が削がれてしまうのです。

行動には理由が必要です。
その理由のひとつが「自分にはそれをする価値がある」という感覚です。
自己評価が低い人は、❝自分に期待すること自体をあきらめてしまっている❞ため、チャレンジや決断を避けるようになります。

なぜ自己評価が下がるのか

自己評価が低くなる背景には、過去の経験や周囲の評価が影響していることが多くあります。
たとえば、

  • 失敗を厳しく責められてきた
  • 成功しても認められなかった
  • 他人と比べられることが多かった

このような経験を重ねると、❝「どうせまた否定される」という前提❞が心に根づいてしまいます。

自己評価を高めるには?

まずは、できたことを事実として認識することが大切です。
「これくらい誰でもできる」と切り捨てず、「今日ちゃんと起きられた」「仕事に行けた」などの小さな成果も自分で❝承認する習慣❞を持ちましょう。

また、「完璧にやらなければ意味がない」という思考をゆるめ、❝不完全でも動いた自分❞に目を向けていくことも有効です。

自己評価が低いと、行動そのものが怖くなります。
でも、自分を責め続けたままでは何も変わりません。
❝一歩ずつ自己信頼を回復する❞ことで、自然と行動力も戻ってきます。

まずは小さな「やってみよう」を積み重ねてみませんか?

 

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