郡山でカウンセリングをしている、となりのカウンセリング郡山の岩沢です。
「やめといたほうがいいよ」「きっとうまくいかない」 何か新しいことを始めようとしたとき、
そんな声が自分の中から聞こえてくることはありませんか。
その声は、一見あなたの足を引っ張るように思えるかもしれません。
でも実は、それは”失敗しないように””傷つかないように”と、あなたを
守ろうとする気持ちの表れでもあります。
そんなときに役立つのが、「あ、また出てきたな」と、その声をそのまま受け止める練習です。
否定の声と距離をとりながら、それでも一歩を踏み出していくプロセス。
これはカウンセリングでもよく使われる方法です。
また、この否定的な声がどこから来るのかを理解することも大切です。
過去に挑戦して失敗した経験、周りの人から「無理だよ」と言われた記憶、
あるいは完璧でなければいけないという思い込み…。
こうした経験が積み重なって、新しいことへの一歩を躊躇させているのかもしれません。
そして、そんな自分にストップをかける声が聞こえても、「それはそれ、
これはこれ」と分けて考えてみてください。
今のあなたと、過去に失敗したときのあなたは、同じではありません。
経験も知識も、そして周りの環境も変わっているはずです。
小さな一歩から始めることも効果的です。
いきなり大きな変化を目指すのではなく、
「今日は情報を集めてみよう」
「まずは一回だけやってみよう」
といった具合に、プレッシャーを感じない範囲で始めてみる。
そうして小さな成功体験を積み重ねることで、「できた」という実感が生まれてきます。
また、周りの人に自分の挑戦を話してみることで、応援してくれる人がいることに気づくかもしれません。
否定的な声だけでなく、励ましの声に耳を傾けることも大切です。
そして、うまくいった小さな経験を一つずつ積み重ねていくことが、
「できた自分」「やれた自分」への実感につながっていきます。
否定の声があっても大丈夫。その声と一緒に、少しずつ前に進んでいける自分を信じてみてください。