石巻市で不登校・親子カウンセリングをしております、となりのカウンセリング石巻の佐々木里栄です。
「うちの子、何でも『めんどくさい』って言うんです」
「宿題も部活もお風呂も…ただのやる気の問題?」
カウンセリングでは、こうした親御さんのお悩みをよく伺います。
たしかに「めんどくさい」と聞くと、怠けているように見えがちです。
でも実は、その一言の奥に子どもなりの感情や心理的な負担が隠れていることが多いのです。
「めんどくさい」に隠れた子どもの気持ち
10代の子どもは、まだ気持ちをうまく言葉にする力が発展途上です。
「めんどくさい」という言葉の裏に、こんな気持ちが潜んでいることがあります。
- 不安や自信のなさ:「やっても失敗しそう」「どうせ無理」
- 心の疲れ:「毎日やることが多くて、もうしんどい」
- 無力感:「やる意味がわからない」「先が見えない」
- 反発心:「やれって言われると、やりたくなくなる」
- 本音を言う怖さ:「怒られるのがイヤだから言えない」
これらが整理できず、「めんどくさい」で❝感情にフタをする❞ことがあります。
放っておくと、不登校のきっかけになることも
「朝起きるのがめんどくさい」から始まり、「学校へ行く意味がわからない」へとつながるケースもあります。
これは❝心からのSOS❞かもしれません。
親としてできることは「共感」と「安心」
お子さんが「めんどくさい」と言ったら、こう返してみてください。
- 「そうなんだ、めんどくさいって思うんだね」
- 「どこが一番そう感じる?」
- 「疲れてるのかもしれないね」
こんなふうに❝気持ちを受け止める❞だけでも、子どもは❝安心感❞を得て、本音を話しやすくなります。
当ルームでは、「すぐにめんどくさいと言う子ども」への関わり方や、親御さん自身がどう寄り添えばよいか、一緒に考えるサポートを行っています。
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