部屋から出られない日々に
一人で苦しんでいませんか?

仙台で不登校・引きこもりにお悩みのご本人やご家族へ。

良かれと思ってかけている言葉が、
本人を部屋の奥へ追い込んでいるかもしれません。

「少しだけでも外に出てみたら?」
「何かやりたいことはないの?」
「そろそろ学校や仕事のことを考えないと」
「このままでは将来困るよ」
「あなたのためを思って言っているの」

本人の将来を心配して、このような言葉をかけていませんか?
どれも、不登校や引きこもりの状況から抜け出してほしいという、ご家族の思いから出てくる言葉だと思います。
しかし、その言葉は、本人がすでに心の中で何度も自分に問いかけている言葉です。

「このままではいけない」
「学校や仕事へ行かなければ」

そう思っていても、どのように行動すればよいかわからず、動き出せずにいるのです。
そのようなときに外出や学校、仕事を促されると、本人は「何もできていない自分」を改めて突きつけられたように感じ、さらに心を閉ざしてしまうことがあります。

前へ進んでほしいご家族。
今は動くことができない本人。
どちらが悪いわけでもありません。
ただ、ご家族が良いと思っている関わり方と、本人が安心できる関わり方に、ズレが生まれているのかもしれません。

となりのカウンセリング仙台では、今、ご本人とご家族の間で何が起きているのかを整理し、本人が安心できる言葉のかけ方や関わり方を一緒に考えていきます。
本人を無理に変えようとする前に、ご家族の関わり方を見直す。
それだけでも、不登校や引きこもりの状況に、少しずつ変化が見られることがあります。

そのうえで、本人の気持ちや今できていることに目を向けながら、ご家庭で無理なく取り組めることを一緒に探していきます。
ご本人からの相談はもちろん、ご本人がカウンセリングを受けることが難しい場合は、ご家族だけでもご相談いただけます。

部屋からリビングへ。
一人で過ごす時間から、家族と言葉を交わす時間へ。
そして、自分の意思で次の一歩を選べるように。

ご本人とご家族が望む未来へ歩んでいけるよう、私たちはカウンセリングを通して、となりでサポートしてまいります。

まずは、安心して顔を合わせるところから。

【事例1】
専門学校を中退後、部屋に引きこもるようになった27歳男性

(27歳・男性・ご両親からの相談/となりのカウンセリング仙台でのご相談事例)

私たちの息子は、高校を卒業したあと専門学校へ進学しました。
入学当初は毎日学校へ通っていたのですが、朝になっても起きられず、不登校気味になっていったのです。
理由を聞いても「学校が合わない」「行きたくない」と話すばかりで、何があったのか詳しく話してはくれませんでした。
その後しばらくして、息子は専門学校を中退。
学校へ行かなくなってからは、外出する機会も次第に減り、いわゆる「引きこもり」の状態になりました。

最初のうちは、「しばらくしたら、また何か始めるだろう」と思っていたのですが、時間がたっても部屋から出てくる様子はありません。
息子の将来が心配になった私たちは、「何か仕事を探してみたら?」「少しでも外に出た方がいいよ」と声をかけました。
行動するきっかけを作ってあげたいという気持ちからでしたが、次第に、声をかけても無視されたり、部屋のドアを閉められたりするように……。
何も言わずに見守った方がよいのか、それとも親として何か行動を促した方がよいのか、私たちにもわからなくなっていったのです。
本人にカウンセリングを受けるよう勧めることも考えましたが、息子は人に会うことや部屋から出ることに抵抗があるようでした。

そのため、まずは親である私たちだけで、となりのカウンセリング仙台に相談することにしました。
カウンセラーにこれまでの経緯や家庭での様子を話す中で、私たちが良かれと思ってかけていた言葉が、息子にとっては焦りやプレッシャーになっていた可能性があることに気がつきました。
そこで、就職や外出を促す前に、息子が安心して家族と関われる環境を整えることから始めたのです。
関わり方を変えてしばらくすると、息子は部屋からリビングへ出てくるように。
はじめのうちは飲み物や食事を取りに来るだけでしたが、次第に家族と同じ空間で過ごす時間も増えていきました。

ある日、食事を作っていると、息子が料理に興味を示したのです。
そこで、本人が「やってみたい」と言ったときには、一緒に簡単な料理を作ることにしました。
慣れてくると、自分でも料理に挑戦するようになっていった息子。
料理を完成させ、家族に喜んでもらえた経験は、息子にとって「自分にもできることがある」と感じるきっかけになったようです。
それからは、自分で作ってみたい料理のレシピを調べたり、必要な食材を買いに出かけたりするようになっていきました。
料理をきっかけに外へ出る機会も増え、少しずつ生活にも変化がみられるように……。

以前の私たちは、息子を部屋から出すことや、早く就職させることばかりを考えていました。
しかし、息子にとって必要だったのは、すぐに大きな目標へ向かうことではなく、今の自分にできることを一つずつ増やし、「自分にもできる」と感じられる経験を増やしていくことだったのだと思います。
日常生活の中でできることが増えていくと、息子は自分の将来についても少しずつ考えるようになったようです。
そして、自分から求人を調べ、就職活動を始めました。
現在は、引きこもりの状態を脱し、社会とのつながりを持ちながら生活できるようになっています。

もし、あのときカウンセリングを受けていなかったら、息子に合った関わり方に気づくことができず、状況は今も変わらないままだったかもしれません。
しかし、本人がカウンセリングを受けられなくても、家族が関わり方を変えることで状況が変わり始めることがあるのだと実感しています。
息子が自分の意思で外へ出て、これからの生活を考えられるようになったことを、とても嬉しく思っています。

うまく言葉にできなくても大丈夫。
今起きていることから一緒に整理していきます。

【事例2】
仕事上のミスで自信を失い、退職後に引きこもるようになった男性

(〇〇歳・男性・ご本人からの相談/となりのカウンセリング仙台でのご相談事例)

私は学校を卒業したあと、仙台の建設関係の会社に就職しました。
入社したばかりの頃は、早く仕事を覚えて一人前になりたいと思い、一生懸命に取り組んでいました。
しかし、仕事に慣れて一人で業務を任されるようになると、確認漏れやミスが続くように……。
そのたびに上司から注意を受け、次第に自信を失っていったのです。
やがて、業務時間以外にも、失敗することばかり考えるようになっていきました。
何かを任されても、「また間違えるかもしれない……」と不安になり、以前なら迷わずできていたことにも時間がかかるようになりました。
体調不良を理由に仕事を休むことも増え、とうとう会社を辞めることになったのです。

退職した直後は、少し休めば気持ちを切り替えて、また仕事を探せると思っていました。
しかし、求人を見ても、仕事内容や応募条件を読むだけで、以前の職場で失敗したことを思い出してしまいます。
「次の職場でも、同じように迷惑をかけるかもしれない」
「また続かなかったら、今度こそ立ち直れない」
そう考えると応募することができず、求人サイトを閉じることを繰り返していました。
昼頃に起きて、特に何もせずに一日を過ごし、明け方になってから眠る、引きこもりの生活が続きました。
時間がたつほど、働いていない期間が長くなっていくことにも焦りを感じます。
しかし、焦れば焦るほど、「今の自分を雇ってくれる会社などないのではないか」と考えてしまい、ますます動けなくなっていったのです。

このまま一人で考えていても状況を変えられないと思い、私はとなりのカウンセリング仙台を訪れることに……。
カウンセラーに仕事を辞めた経緯や現在の生活について話すと、まずは、今の自分に「できること」と「難しいこと」を整理することになりました。
当時の私は、仕事に就けていないことだけを見て、「自分には何もできない」と思い込んでいたのです。
しかし、生活を一つずつ振り返ると、家の中でできていることや、短い時間であれば外出できることもありました。
そして、カウンセラーと話し合い、すぐに再就職を目指すのではなく、まずは今の自分が無理なくできることから、行動する機会を増やしていくことにしました。

私は、もともと旅行や食べ歩きが好きです。
そこで最初は、以前から気になっていた近所の飲食店へ行くことを目標にしてみることに。
体調や気持ちに合わせて、行ってみたい店を一つずつ訪れました。
すると、外出への抵抗も次第に薄れ、少し離れた場所まで食べに行けるようになったのです。
また、以前から行きたいと思っていた場所への旅行も計画しました。
交通手段や宿泊先を調べ、無理のない予定を立てて、実際に旅行へ出かけることができました。
自分で計画を立て、知らない場所まで行って帰ってこられた経験は、大きな自信になったのです。
日常生活の中で「自分で決めたことを実行できた」という経験が増えると、「今の自分にできる仕事から始めてみたい」と考えられるようになりました。
そして、自分にも続けられそうだと感じた求人へ応募し、働き始めることができたのです。

働き始めた当初は、またミスをするのではないかという不安もあったように思います。
それでも、一度にすべてを覚えようとせず、その日にできたことにも目を向けるようにしてきました。
今では、少しずつ仕事に慣れ、再び社会とのつながりを持ちながら生活できるようになっています。
旅行や食べ歩きは、一見すると仕事とは関係のない行動です。
しかし、私にとっては、もう一度外へ出て、自分への自信と社会とのつながりを取り戻すために必要な一歩でした。
焦らずに一つずつ行動を重ねたことが、引きこもりの状態から抜け出し、社会復帰することにつながったのだと感じています。

好きなことや、
今ならできそうなことなら、
少しずつ始められるかもしれません。

Portrait of a young man with short black hair, wearing a dark shirt and brown cardigan, seated indoors at a table and looking at the camera.

カウンセラー
福田 大夢(ふくだ たいむ)

カウンセラー
福田 大夢(ふくだ たいむ)

■主に取り組んでいる相談内容

不登校・ひきこもりに関する相談
家族関係、夫婦・カップル関係の相談
対人関係の悩み
不安、抑うつ、ストレスに関する相談
緘黙傾向、対人不安に関する相談
生活習慣や運動を取り入れた心理的支援

■学歴

東北大学教育学部 卒業
東北大学大学院教育学研究科 臨床心理学コース 博士課程前期 修了
東北大学大学院教育学研究科 臨床心理学コース 博士課程後期 在学

■資格

公認心理師
ブリーフセラピスト・ベーシック
日本トレーニング指導者協会 認定トレーニング指導者(JATI-ATI)

■経歴

IFBTカウンセリングオフィス仙台 相談員
東北保健医療専門学校 非常勤講師
精神科デイケア 運動療法講師

■主な研究・論文

Fukuda, T., Haruyama, R., Tanaka, Y., Natori, S., Koiwa, K., & Wakashima, K. (2025). Development of a COVID-19 Vaccination Anxiety Scale to measure COVID-19 vaccine anxiety in Japanese adults. medRxiv preprint. https://doi.org/10.1101/2025.09.03.25332753

福田 大夢・若島 孔文 (2025). ひきこもり者を持つ家族のソーシャル・サポートと受療行動に関する研究 東北大学心理支援センター紀要, 4, 131-150. https://doi.org/10.50974/0002006204

福田 大夢・二ノ宮 涼楓・安保 英勇 (2026). 緘黙傾向と対人不安を示す青年への心理的支援―母子相互作用の関係調整と運動療法の導入― 東北大学心理支援センター紀要, 5, 印刷中.

福田 大夢・森口 玲奈・米谷 吉之助・李 晨煜 (2026). 運動介入が反芻・感情調節および抑うつ症状に及ぼす影響の比較研究―筋力トレーニング・ストレッチ・マインドフルネスの3群間比較― 東北大学大学院教育学研究科先端教育研究実践センター年報, 26, 101-132.

■趣味

旅行、ドライブ、ギター、ピアノ、麻雀

■大切にしていること

東北大学大学院教育学研究科 臨床心理学コースに在籍しながら、カウンセリング、研究、教育に携わっています。

私は、悩みを「その人の中だけの問題」として捉えるのではなく、家族関係、夫婦・カップル関係、学校や職場での人間関係、生活習慣、身体の状態など、さまざまな要因との関係から理解することを大切にしています。
カウンセリングでは、ブリーフセラピーや家族療法の考え方を基盤に、これまでうまくいっている部分や、少しでも変化が起きている場面に目を向けながら、現実的で取り組みやすい解決の糸口を一緒に探していきます。
また、必要に応じて、対人関係療法、森田療法、運動療法の視点も取り入れながら、家族関係、夫婦・カップル関係、不登校・ひきこもり、不安や抑うつ、対人関係の問題などに対応しています。

うまく言葉にできない悩みや、どこから話せばよいかわからない相談でも構いません。まずは今起きていることを整理しながら、無理のない一歩を探していきましょう。

カウンセラー
髙尾風花

カウンセラー
髙尾風花

■学歴

佐賀大学教育学部卒業
東北大学大学院教育学研究科 臨床心理学コース修了

■資格・免許

子ども発達支援士
保育士
幼稚園教諭第一種免許状
小学校教諭第一種免許状
中学校教諭第一種免許状(国語)
高等学校教諭第一種免許状(国語)
特別支援学校教諭第一種免許状

■経歴

仙台市スクールカウンセラー
東北労災看護専門学校非常勤講師

■専門分野

ブリーフセラピー、家族療法

■ブリーフセラピーとは?

「なぜその問題が生じたのか?」ではなく、「どのような状態になりたいか?」「そうなるためにはどうしたらいいか?」に焦点を当てることを特徴としています。限られた関わりの中で、“今より少しよくなる”を一緒につくるアプローチです。

■大切にしていること

「来談していただいた方が現在いる場所(現状)から行きたい場所(目標)へと快適に歩んでいけるようお手伝いをする」カウンセリングを目指しております。これまで歩んでこられた道のりを大切にしつつ、望ましいゴールに向けて協働していくことを大切にしています。

今いる場所から、
あなたが望む未来へ、
無理なく歩める道を一緒に探します。

仙台をはじめ、郡山・福島・いわき・盛岡で、不登校や引きこもりに悩んでいるご本人、ご家族へ。

学校や支援機関へ相談したものの、これからどのように過ごせばよいのか、家族としてどう関わればよいのか、答えを見つけられずにいませんか?

『こんなはずではなかった』
『以前は学校や仕事へ行っていたのに』
『今の生活を変えたいけれど、何から始めればいいのかわからない』
『この状態は、いつまで続くのだろう』

先の見えない日々が続くと、ご本人もご家族も、少しずつ心が疲れてしまいます。

不登校や引きこもりに至る背景は、一人ひとり異なります。
学校や職場での経験、人間関係、生活環境など、さまざまな要因が重なっていることもあり、同じ方法がすべての方に合うわけではありません。

不登校や引きこもりの状況を変えるために、最初から登校や就職などの大きな目標を立てる必要はありません。

となりのカウンセリング仙台では、不登校や引きこもりによって今どのようなことに苦しんでいるのか、すでにできていることは何か、これからどのような生活を望んでいるのかを一緒に整理します。
ご本人が相談へ足を運ぶことが難しい場合も、まずはご家族から、現在の状況や関わり方についてお聞かせください。

今いる場所から、望む未来へ。

好きなことや、今ならできそうなことに目を向けながら、その方に合った無理のない道を一緒に探してまいります。
状況を変えようと頑張っているのに、思うように進まず、一人で答えを探し続けていませんか?
一人では見つけられなかった答えを、一緒に探すお手伝いができれば幸いです。

その先に、大切な人と歩む未来が待っているかもしれません。

不登校・引きこもり
カウンセリングのご予約

私たちカウンセラーにも、悩みを抱え、一人では答えを見つけられなかった時期があります。
カウンセリングを受けたことで、少しずつ気持ちを整理し、自分らしい一歩を踏み出せるようになりました。
だからこそ、今、不登校や引きこもりに悩んでいるご本人とご家族の気持ちに寄り添いたいと考えています。
ご本人はもちろん、ご家族からのご相談も承っております。
うまく言葉にできなくても、今わかっていることや困っていることからお聞かせください。
初回は、同伴の方と一緒にお越しいただいても、時間内であれば料金は変わりません。
お一人での相談が心配な方は、信頼できる方と一緒にお越しください。

カウンセリングは完全予約制です。
仙台で不登校・引きこもりのカウンセリングをご希望の方は、下記のお問い合わせページからご予約ください。

カウンセリングノート

不登校・ひきこもりカウンセリングのブログ