石巻市で夫婦カウンセリングをしております、となりのカウンセリング石巻の佐々木里栄です。
カウンセリングでは、よくこんな相談を受けます。
「夫が家事を手伝ってくれない」「妻の言動が冷たく感じる」「話しかけても返事がそっけない」「小さなことでイライラが募る」「感謝の気持ちを伝えられず、怒りばかり出てしまう」など、日々の積み重ねが心の距離を広げているケースが多いです。
長年連れ添うと、夫婦間で感謝よりも不満が先に出ることが増えやすくなります。これは❝心理的安全性❞の低下が大きな原因の一つです。
心理的安全性とは何か?
❝心理的安全性❞とは、「自分の気持ちや考えを安心して話せる環境」を指します。
夫婦間でこれが低いと、互いに遠慮や批判が増え、素直な感謝の気持ちが表れにくくなります。
些細な言葉や行動が「また怒られるのでは?」と感じさせ、心を閉ざしてしまうこともあります。
長年の生活で心理的安全性が下がる理由
長く一緒にいると、お互いの良い面よりも不満やイライラに目が向きやすくなります。
「これくらいはしてほしい」「前はこうだったのに」という期待や比較が増え、感謝の気持ちが埋もれてしまうのです。忙しさで心の余裕がなくなることも影響します。
夫婦の心理的安全性を再構築するヒント
- 小さな感謝を言葉にする
日常の些細なことでも「ありがとう」を伝える習慣を持つと、安心感が増します。 - 否定せずに話を聴く
不満や愚痴も否定せず、❝まずは受け止める❞ことが大切です。 - 自分の気持ちを伝える練習
「こう感じた」と主語を自分にして話すことで、攻撃的にならず伝わりやすくなります。 - 時間を作って向き合う
忙しくても、週に一度は会話や共有の時間を設けることが心理的安全性向上に役立ちます。
カウンセリングでのサポート
当カウンセリングルームでは、夫婦間の心理的安全性を高めるコミュニケーション法を個別にサポートしています。
❝感謝より不満が多い関係❞を改善し、安心して気持ちを話せる距離感を取り戻すお手伝いをしています。
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