無理して笑う癖が抜けない

石巻周辺（大崎、古川、栗原、東松島など）で心理カウンセリングを考えている方、石巻で対人カウンセリングをしております。
となりのカウンセリング石巻の佐々木里栄です。

クライアントさんの中には、本当は「やりたくないな」「嫌だな」と感じているのに、つい「いいよ」「大丈夫」と笑顔で返してしまう癖が身についている方がいらっしゃいます。笑顔でその場を収めることが習慣になっていて、自分の本音を抑えてしまう癖です。

このような行動には、❝相手に嫌われたくない❞という気持ちが隠れていることが多くあります。
でもそれだけではありません。よく見ていくと、それは自分を守るためであると同時に、❝相手を傷つけないように❞という思いやりの気持ちから来ている場合もあるのです。

そうした優しさは、決して悪いことではありません。
むしろ、人と関わるうえで大切な心のあり方ともいえます。

ただ、その癖が強くなりすぎると、「何を考えているのかわからない」と言われてしまうこともあります。親しい関係の中では、「本音を見せてもらえない」と感じさせてしまい、かえって距離ができてしまうこともあるのです。

そうした行動を繰り返していると、自分自身も疲れてしまいます。
無理に笑顔をつくり続けることは、想像以上に心のエネルギーを使うからです。誰かを気遣ってきたはずの自分が、少しずつすり減ってしまい、他人と関わることが嫌になることもあります。

思いやりから生まれた癖であれば、否定する必要はありません。

でも、無理なときには無理と伝えることも大切です😊
少しずつでも、本音を大切にできる関係を築いていくことで、笑顔に頼らない自分も大切にできるようになるかもしれません☺️

そんな考え方、はじめて聞いた。